Exhibition展示案内

展示案内

「ハーレムの熱い日 Black is beautiful ! 」吉田 ルイ子 追悼展

2025.02.05Wed - 02.13Thu

吉田 ルイ子 追悼展実行委員会

黒人差別への抗議が広がった1960年代にニューヨーク・ハーレムに暮らし、隣人たちの眼差しを撮り続けたフォトジャーナリスト吉田ルイ子。 貧困・麻薬・売春・差別に象徴される街で、ブラックパワーの逞しさにふれ、自らの差別意識と向き合いながらシャッターを切った。 女性や子ども、弱き立場の人びとの語らいに耳を澄ませ、人間としての誇りを取り戻すことに目覚めた黒い肌の輝きを、 ヴィヴィッドに捉えた珠玉の作品30点余を生前に制作されたオリジナルプリントでご紹介いたします。

著書「ハーレムの熱い日々 BLACK IS BEAUTIFUL」(筑摩書房)の販売のほか、一部作品の販売も予定している。

展示詳細

会期
2025年2月5日(水) ~ 2月13日(木)
11:00 - 18:30 日曜日定休 (最終日 17:00閉場)
※社会情勢により時間や期間を変更する場合があります。
※スペースの関係上、お祝花はお断りさせていただいております。

吉田 ルイ子Ruiko Yoshida

1934年 北海道室蘭市生まれ。

慶応大を卒業後、朝日放送アナウンサーなどを経て、
60年代にフルブライト交換留学生として渡米。その後ニューヨークに滞在し、
ハーレムでの人々との交流を写真と文章でつづった「ハーレムの熱い日々」(72年)が話題を集めた。
他の著書に「南ア・アパルトヘイト共和国」「華齢(かれい)な女たち」「わたしはネコロジスト」など。
2024年5月31日死去。