Exhibition展示案内

展示のスケジュール

人 生 出 会 い は 絶 景亀仙人スーパーバンド LIVE SCENE

2024.03.06Wed - 03.14Thu

池永 一夫

城山三郎の小説「部長の大晩年」の中に「出会いは絶景」という言葉がでてくる。
まさに人生は人との出会い、それも不思議な縁で繋がっている。
還暦を過ぎて高校の同期であるピアニストのいまむら直子さんの音楽活動に出会った。ちょうどコロナ禍でアーティストが疲弊した頃だ。何ごとにも前向きな彼女は、演奏をインターネット番組としてパーソナリティの東優夏さんと掛け合いでYouTube配信した。
「週刊経堂インコ」である。彼女が率いる亀仙人スーパーバンドのLIVEを南青山のZIMAGINEに聴きに行った。そのかっこよさにいつしか撮影に夢中になっていた。

Monotage

2024.03.20Wed - 03.28Thu

坂本 純子

日々の生活、社会の中でフォーカスする視点は、見るもの全てに捉え方の自由を与えられる。
自然や建造物、そこに行き交う人々はただそこに存在するだけでなく、メッセージ性をはらみ、そこに価値や世界観を感じることができる。
それらを見ようとしなければいいのか、見えないふりをするのか、そもそも見えていないのか。
瞬間は思想であり背景をつなげる映画のようである。意味を紐解くものは何か。
目に映るものが正解とは限らない。そこに理想の現実を創造する。
そして、自分なりの解釈をする。 場面に境目なんてものはなく、相互しているのかもしれない。
通り過ぎる美しさを固定観念ではなく解放し、切り取り紡いでいく。

Voyage vers Vincent Van Goghゴッホへの旅

2024.04.03Wed - 04.11Thu

角田 和夫

2010年アルル国際写真祭に参加した。自分の写真をレビューワーに見てもらうためだった。
7月のアルル。今まで感じたことのない肌を刺すような光、乾燥した影を感じながら、レビュー会場に。レビュー後、1週間アルルで撮影した。

滞在中、アルルにある美術館でゴッホの個展が開催されていた。
日本語で書かれていたステートメント。ゴッホもこの南仏で出会った神秘的な光に魅せられていたようだ。

牧師であった父親は、次々と問題を起こす息子のゴッホに頭を痛めながら他界する。ゴッホ32歳の時。

私も人生を振り返ると、父親には随分と心配をかけた。人間関係も下手で写真を撮りながら何度か職を変えてきた。

自分の人生とゴッホの人生が重なった。

日本作例写真家協会写真展「JSPA2024」

2024.05.10Fri - 05.21Tue

日本作例写真家協会

そもそも「作例写真」とは何か。それはカメラ雑誌やウェブサイトのレビュー記事、カメラメー カーのカタログ、プロモーション、イベント、あるいはワークショップ、写真講座などにおいて参 考のために提示する「お手本の写真」のことを意味する。

本写真展は、クライアントの求める作例写真を制作する際に、なんらかの理由で見送られた作品 を提示することを目的としている。今後永久に世に出ることはない写真作品を掘り起こしてみよ うと考えたのである。これらの日の目を見ない写真作品には、撮影者自身の心の底にある熱い想 いは残ったままだ。作例写真であろうとなかろうと、本来は写真を区別して考えることはない。

写真メディアの中では、口絵とされる作品ページから比べると作例写真は低く見られがちだ。そ の区別は一体どこからくるのか。これは長年の疑問であった。ここに集う7人の写真家は自身の写 真作品を制作しつつも、要求があればあらゆる条件下で「作例写真」を撮影することができる、 プロの「作例写真家集団」なのだ。「作例」と「作品」のあり方をあらためて考えてみることで、 今後の写真制作に対する考え方を見つめ直し、かつ自らの糧とするため、本写真展は我々作例写 真家の意思の上で企画された。つまり、ここで発表された作品群はクライアントやアートディレ クター、編集者からの縛りから解放された「作例写真」なのである。