Exhibition展示案内
展示のスケジュール
花 火 師
2026.06.03Wed - 06.11Thu
福田 典嗣
2011年に発生した東日本大震災によって多くの方が亡くなった福島県南相馬市萱浜。
浜通りの小さな集落で、震災の年から追悼花火を打ち上げ続けているのが創業152年、須賀川市の糸井火工です。
手を合わせ、空を見上げる人々。光に照らされた瞳には涙が溢れていました。そして打ち上げ後に聞こえてきた「ありがとう」の言葉。それが花火師たちを知りたいと思ったきっかけでした。
花火を見てくれる人たちを想い、熟練の技で時間と手間をかけ、寒暑を問わず黙々と作業する。夜空に広がるあの美しい光と色を創り出すのは、人に寄り添う彼らの優しさなのだと思います。
普段あまり目にすることのない「花火師」たちの素顔を見ていただけたら、花火がこれまで以上に美しく見えるでしょう。そして、打上げた瞬間から消えはじめる花火に全てを捧げる彼らに心を寄せていただけたら幸いです。
そこの角を曲がったら・・・・
2026.06.17Wed - 06.25Thu
与儀 達二
いつも会うその人は、顔も姿もハッキリとはわからない
昨日・一ヶ月前・一年前・・・・
会うところはいつも違う場所なのに何故か私のいく場所で出会う
いつも朧げに見える光の少ない路地なのに
いつも同じ格好をしているように見える
しかし今日はわかる
頭には黒いソフト帽・角袖を羽織った和装だということが
明日はどの路地で会えるのだろうか会えないのだろうか
もし会う事ができたらその時には言ってみよう「 こんにちわ 」と
その「 こんにちわ 」を言う為に
明日も明後日も その人に会う為に
私はそこの路地へ曲がってみよう
「 そこの角を曲がったら・・・・ 」
L 35 I 50PHOTO EXIHIBITION
2026.07.01Wed - 07.09Thu
主催 : 大村 英明
本展では、Leicaのレンズを通して捉えた作品を展示しております。ライカレンズは、単なる光学性能にとどまらず、時代ごとに異なる描写や空気感を宿し、撮影者の感性と深く呼応する存在です。その一枚一枚には、レンズ固有の個性と、撮影者が見つめた瞬間の記憶が重なり合っています。
現代の高精細な描写とは異なり、ときに柔らかく、ときに揺らぎを含んだ表現は、見る人それぞれの心に異なる情景を呼び起こすことでしょう。本展が、写真の技術や機材を超えた「見ること」「感じること」の楽しさを改めて考える機会となれば幸いです。
【参加メンバー】
大村 英明 / 笠井 宏 / 近重 幸哉 / 栗田 尚 / 近藤 佳司 / 佐藤 啓治 / 夏井 瞬
佐々木 良 / 郡司 麻衣 / 中村 寿志
sonomi / tomo_1968 / Desire / mariko / motomi /よしとも / Rie.I / haru
L-sketch / hama_B / KOSEI / KAZUMI / MASA / TED.TETSUYA
孵化
2026.07.15Wed - 07.23Thu
豊田 慶記
写真とは ”ありのままに記録するもの” というイメージがある。これを前提とするならば、この写真の世界がたしかに存在していたのかも知れない。
そのように想像力が孵化する瞬間を目の当たりにするのは楽しいものだ。
本展示は2021年10月(大阪展では12月)にFUJIFILM Imaging Plaza で開催された写真展『孵化』
の続編となります。FUJIFILM GFX50Rの電子シャッターを使用し、露光中にカメラ動かすことで
生じる”ローリング歪み”を表現として利用しています。
ローリング歪みとは、CMOSセンサー(デジタルカメラの、撮像センサーの種類のひとつ)で、
電子シャッターで撮影する場合、一度に全画面のデータをキャプチャするのではなく、画面を端
から順次走査(スキャン)していくのが一般的です。この仕組み上、走査の始端と終端でタイム
ラグがあり、これにより撮影対象が動く場合には歪んで記録されます。この現象を”ローリング歪
み”と呼びます。




